以前から僕はニコニコ界隈の文化には疎いと明言してきたわけだが、最近、「歌い手」やその周辺の文化についてちょっと調べていて、なんとなくどういう感じなのか理解した部分もあるのでその流れで今回はナンバーワンの「歌い手」と言われる「まふまふさん」がどのようにその「歌い手」というものと取り組んでいるのかよく分かる動画があったのでそれを紹介しておく。この動画は単純にDAWやヴォーカル録音術に至るまで非常に勉強になる動画だと思ったし、いくつか僕の中で理解が進んだところもある貴重な動画であり、「どうやってヴォーカルを録っているのか?」という事に日頃から疑問を持っている制作者にとって非常にになる動画かと思います。
 また、それと同時に「歌い手」がこれほど凄まじいヴォーカルレコーディング技術と知識を持ってやっているということが分かる映像になっております。が、しかしそれも、僕からあえて辛辣な事を言わせてもらえれば、こういうものは凝れば凝るほど哀れだなという風にも思ってしまいます…。

 ちょっと話は変わるけど、アーティストたるもの、その人が本当に“アーティスト”であればあるほど、オタクになってしまったら御終いだと僕は思っている。
見方によっては哀れなんだよな…。詳しいということは。
分かるかな?この感覚…?

 ただ、まったく音楽に興味がない人、そしてただの音楽好きが如何に浅いかが以下の動画を見るとよく分かる…とも言えると思う。プロやそれに準ずる歌い手さんは音楽というものをここまで考えて加工したりしてやっているんだよ!っていう。なので、ここまでやっているんだ…という畏敬の念は今後「歌い手さん」に対して僕も持つことになった。

 あと、文化的な事で言えば、というか、この流行りの成り立ちと言うかこの「歌い手さん」という文化のファン層というか、歌い手のファンやそもそも歌い手になろうとしている人、歌い手さん自身などがどういう人たちなのか、その顔が見えてきたような気がしている。
これって要するに子供に大人気!…という事か…と。
 そういう意味ではHIKAKINに通ずるところがあるというか、ヒカキンよりも少し年齢層が上の中学生や高校生、そしてせいぜい25歳以下の人が憧れる世界としてある文化なのだなと。
男女問わず、中高生の憧れの対象としてあるジャンルなのかなと。
(んでそういう所からAdoちゃんとかが出てきているんじゃないかなと。)

 だとすればやっぱりオジサンがこういうものを理解できないのも納得だし、こんなものは本当の芸術とは言い難いのだろう。つまり子供っぽい「アイドル文化」に近いものがあるのだなと。まあ、オジサンの負け惜しみで斯様に解釈しているんだけどね…。
オジサンになればとてもこんな面倒なことをやっちゃいられないからね…。色々な意味で。
 そういう事をしなければならなくなったらそういう部分はそういう事を専門でやっている人にお金を払って丸投げしたほうがいいだろう。そうして指示を出すにしてもこういう事は基礎知識として知っておいた方が良いとは思うが。自分で全部管理して全部自分で行う必要はないというか…。まふまふさんは特に自分で全部やることで有名な人らしいけど。ね。

 リアルタイムでニコニコ動画系の文化に親しまなかった僕が何とか理解しようと試みた結果、上述のように理解した…といった感じか。
 今だから言うが、僕はビリー・ヘリントンとか淫夢とか、何が面白いのかサッパリ理解できなかったからな…。淫夢語とか使う奴嫌いだったし。(僕もギャグとして引用したことが小数回あるが…。)

怪物(YOASOBI)/まふまふ【歌ってみた】





【カメラ枠】歌ってみたのMIX講座放送【まふまふの生放送#56】




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