「らしい」というのは「それらしい…、それっぽい」という意味でもあり、また、僕は鬼滅の刃の遊郭編はまだ見ていないので、これがそのテーマ曲らしいよ・・よく知らないけど…という意味の「らしい」でもある…。
前回紹介した羊文学の影響で最近ちょっと「オルタナティブ」という言葉について調べてみたりして、これはちょっと概念的な難しい価値観の話であり難しいニュアンスの言葉なのだと知ったのが、もし「オルタナティブ」という言葉を「反商業主義的」と訳すのなら、この曲などはまさにそのオルタナティブという言葉の対義語的な曲なのではないかな?と思ったw。
非常に良く出来ていて感動的な曲だけれどメチャクチャ商業的に作られた音楽でもあり、そういう感動を強要されているような嫌気を感じる。言うなれば良く出来過ぎているというか、典型的な“もってき方”とか手法とかを使って大資本を入れて作られている感じがどうも鼻につく。画面いっぱいに
「電 通」
と書いてあるかのような曲だなと。
このサイトは“僕が好きな曲を紹介するサイト”であって、嫌いな曲をワザワザ取り上げて「俺この曲嫌いー!」みたいなことは言いたくないと思ってやってきたが、この曲に関してはちょっと上述の様な部分に関しては嫌な曲だなと思っている…。まあ要するに良く出来過ぎているというかやり過ぎなんよ…。
なんかこう…、東京オリンピックみたいな感じというか、ナンなんだこの意識高い系の日本的なお祭りソングみたいのは…。東京の山手線内以外は全部クソ!みたいな丸の内系の、或いは広告代理店系の内輪ノリ的価値観というか…。