これまでにも何度かデヴィッド・ボウイの曲を紹介してきたけれど、最近、特に映画「セブン」で使われた「The Hearts Filthy Lesson」という曲が無性に聴きたくなって色々と掘り下げていた。なのでまずはその曲を紹介。そのあと、次のアルバムからLittle Wonderの紹介。そして亡くなる寸前に発表された曲Blackstarを紹介しておく。
殆どのアーティストに言えることだと思うけれど殆どの人はそのアーティストが出てきた時の荒削りなファーストアルバムとかが好きな人が多いと思うけれど僕は大抵のアーティストに関して徐々に完成度が上がっていく後年のアルバムの曲の方が好きだったりする。このデヴィッド・ボウイも正にそれで若い頃の曲も好きだけれど断然年を取ってからの曲の方が気持ち悪くて好きですw。
アルバム「out side」はそもそもデヴィッド・フィンチャー監督の映画「セブン」と完全にコラボしたようなアルバムで、この曲はエンドロールの時の音楽だったかな…?んでそこからデヴィッド・ボウイはそういう不気味な所を表現するアーティストという芸風になったというか芸術性を確立させたというかシフトした感じがある。
以前も書いたが歳を取った昔のロックスターがずっと現在進行形で常に新しい音楽や価値観を吸収し模索し表現しているということ自体が凄いと思うしカッコ良いと思う。マイケル・ジャクソンやマドンナなどもそうだが海外のアーティストは割とそういう人がいる様に思うけれど日本にはあまりいないので(しいて言うなら細野晴臣さんとかかな…?)僕がそういうアーティストになるつもりだった…w。今もそのつもりで新しい音楽を日々模索して活動しているつもりだ。
いずれにせよ…、このダークでストレンジな感じを表現するアーティストはあまりいないようにも思うし僕はそういうのが好きだしそこにシビレル憧れる。
だから…ってわけじゃないかもしれないけれどこれらの曲は非常にマッシブ・アタックにも似ているようにも思うし、最近はMyth & Roidとかがそういう雰囲気が出ていて好き。
David Bowie - The Hearts Filthy Lesson (Official Music Video) [HD Upgrade]
David Bowie - Little Wonder (Official Video)
David Bowie - Blackstar (Video)
まんまセブンのThe Hearts Filthy Lessonでした。
Little WonderとBlackstarに反応したのもその延長と言う
感じで、逆に名曲とされる物に馴染めないと言う・・・
フェイス・ノー・モアのEpicよりもAshes to Ashes派とか、基本どのアーティストに関してもダーク調な物限定
で好きなんだろうなと思ってます。
hineri
がしました