
最近、ロイターが改めてバンクシーの正体を突き止めた!と、かなり確定的なニュースを出して話題になっている。当サイトでは以前、このバンクシーの正体について、かなり突っ込んだ記事を書いてそれなりにバズった経験から、この件についてもう一度、補足的な事を書いておきたいと思う。
まずは、今から10年ほど前に書いた当方の記事。
この中で、バンクシーの正体はマッシヴ・アタックの3Dだと言及しているが、だとするとこの記事はハズレていたのか?
そうと言えばそうだが完全に的外れではないだろう。
上記の記事での主張は決して間違っていたわけではなく、むしろ10年前の時点で、まして日本において本質を突いていたも言える。
バンクシーの活動規模(世界中での同時多発的な展開や、巨大な「ディズマランド」の設営など)を考えれば、以前の記事で指摘した通り、彼は単独犯ではなくアーティスト集団のリーダーであるという説が依然として有力。
この中で、バンクシーの正体はマッシヴ・アタックの3Dだと言及しているが、だとするとこの記事はハズレていたのか?
そうと言えばそうだが完全に的外れではないだろう。
上記の記事での主張は決して間違っていたわけではなく、むしろ10年前の時点で、まして日本において本質を突いていたも言える。
「3D」と「ロバート・ガニンガム」は二者択一ではない
バンクシーの活動規模(世界中での同時多発的な展開や、巨大な「ディズマランド」の設営など)を考えれば、以前の記事で指摘した通り、彼は単独犯ではなくアーティスト集団のリーダーであるという説が依然として有力。
実務担当としてのガニンガム:
今回のロイターの報道は「書類上の実名」を特定したに過ぎません。現場でスプレーを振るう実務的な中心人物がガニンガムであったとしても、プロジェクト全体のディレクションや思想的背景にマッシヴ・アタックの3D(ロバート・デル・ナジャ)が深く関わっているという説は、今なお否定されていない。
今回のロイターの報道は「書類上の実名」を特定したに過ぎません。現場でスプレーを振るう実務的な中心人物がガニンガムであったとしても、プロジェクト全体のディレクションや思想的背景にマッシヴ・アタックの3D(ロバート・デル・ナジャ)が深く関わっているという説は、今なお否定されていない。
「バンクシー」は概念である:
以前の記事で指摘した通り、マッシヴ・アタックのツアー先と作品の出現場所が一致するというデータはやはり無視できない。たとえ戸籍上の名前がロビン・ガニンガムであったとしても、バンクシーという「現象」の中核に3Dが存在するという点は依然として有効。
以前の記事で指摘した通り、マッシヴ・アタックのツアー先と作品の出現場所が一致するというデータはやはり無視できない。たとえ戸籍上の名前がロビン・ガニンガムであったとしても、バンクシーという「現象」の中核に3Dが存在するという点は依然として有効。
今回のロイターの記事でも、「3Dと交流があること」が前提として書かれている。つまり、3Dはバンクシーを語る上で外せない最重要人物であり続けている。
ロイターの報道も「一つの側面」に過ぎない
匿名芸術家の正体に関する報道は過去に何度も「確定」と言われながら、その都度バンクシー側は煙に巻いてきました。今回のニューヨーク市警の書類も強力な証拠ではありますが、それが「バンクシーというプロジェクトの全て」を説明するものではない。
むしろ、10年近く前に「3D」というキーワードでバズを起こした事実は、私の音楽的知見と時代を読む力が優れていた証と言っても良いのかもしれない。



















































