ひろぶろDJミュージック

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現代音楽

バクチクの今井寿とソフトバレエの藤井麻輝のユニット「シャフト」!

 BUCK-TICKの今井寿とソフトバレエの藤井麻輝が1991年から組んでいたユニット「シャフト」の曲でBroken Englishという曲。このインダストリアルな感じとか退廃的な世界観の様な物が好きでたまに思い返して聞く懐かしの曲なのだけれど、このサイトではまだ紹介していなかったようなので紹介。

 そもそもこのコンビは何となく世界観が合っていて良いコンビですよね。そのお互いの世界観を上手くぶつけ合った知られざる名曲が何曲か入っているこのアルバムを僕も持っていた。

 昔々、今となっては大昔の私事なのだが、このアルバムをヤフーオークションで売ったことがあるらしく、僕は何でも記録しておく「記録魔」なので最近になってその売った時の資料が出てきて思い出して今回紹介するという所もある…。

 しかし今聞いても全然古臭く無くて斬新で良いと思います。
 そしてフジマキさんについては「もっとちゃんと活動しろよ!」とかw、色々言いたいことも沢山あるがそれはまたの機会にする…。
 また、現在の僕にとって「シャフト」と言えばアニメ制作会社が一番に思う事だけれどね…
 あと、この曲はあまり展開の無い曲なので、4分くらいのところで終わればもっと良いと思う。まあ、それがインダストリアル的な感じで良い!とも言えるが、別の言い方で言えば4分以降は要らないというか…。

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かつて生きていた世界。Past Lives、望郷を感じる曲!!

 本家サイト「ひろぶろ」の方の記事、「かつてこの世界には『巨人族』が存在した!という証明写真w!!」という記事の中の動画で使われていた曲。
 「この曲の詳細を教えて!」というコメントがあり、また、管理人もちょっと気になっていた曲なので調べてみました。というか、管理人的にはやはりこれもかつて紹介した記事「ボクシングの反則技『ラビットパンチ』で起こった最悪の悲劇!!」の中で使われていた曲として印象深く覚えていた。

 というわけでこの曲、sapientdreamことSlushii(スラッシー)というアーティストの『Past Lives』という曲。
 パスト・ライヴスというのは直訳すると「過去、生きていた」となるけれど、これはつまり「過去世・前世」の事。宗教的な意味合いをなるべく排除した言い方での「前世」という事になる。この辺はかつて紹介した「スウィート・ヒア・アフター」でも同じような説明をしている。スウィート・ヒア・アフターは優しく穏やかな(甘い)来世、若しくは「あの世」という意味。

 なんか印象的な、ゴスペルみたいなスピリチュアルな雰囲気もある曲ですね。

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谷川俊太郎の詩を現代風にアレンジした音楽。birdと宮沢和史

 谷川俊太郎の「これが私の優しさです」という詩から作られた音楽をいくつか紹介。
 最初に朗読しているのは宮沢和史で歌っているのがbird。宮沢氏は声、イイですね。
 あと、ラップは…誰か分からないけれど、確か…、この声はこの人かなと。

 以前、ボブ・ディランルー・リードの所でも書いたけれど、「詩人」というのは西洋では非常に重んじられている概念でもあります。日本人が思う「詩」とか「詩人」という言葉では全然言い表せていない、もっと大きな意味を持ちます。沢山の「詩人」がノーベル賞を受賞していることからも分かる通り、「詩人」とは、社会運動や概念、そして政治にまで影響を与えるものです。例えばジャック・ケルアック、アレン・ギンズバーグやウィリアム・バロウズがビートニクという運動を起こしたように…。
 谷川さんがそういう流れの人でそういうことを理解して詩を作っている人なのかは分からないけれど…。

 この曲はオシャレに仕上がっていて好きです。。

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プログレ出身でスピリチュアル系音楽の代表的なアーティスト!!

 少し前にエニグマを紹介したときに言及したアディエマスを改めて紹介しておこうと思う。
 スピリチュアル系の音楽の代表的な曲と言っても良いだろう。なのでネイチャー系の番組等でよく使われているので聞いたことがある人も多いと思う。

 管理人はずっと以前、スピリチュアル系、ニューエイジ系の音楽を探求していたこともあって、この曲などは親の声より聴いた曲…というくらいよく聞いた造詣の深い音楽、ジャンル、曲である。

 アディエマスは、元々はイギリス・ウェールズ出身で「ソフトマシーン」というプログレバンドを率いていたカール・ジェンキンスが立ち上げた新プロジェクトで、どこか呪術的というか民族的なこの歌はすべて造語で作られている。

 んで、今調べて知ったのだけれど、このヴォーカルは以前紹介した「プレイズ」のヴォーカルみたいです。へ~~~。

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ローリー・アンダーソンの現代アート的でモダンな曲!!

 前回の記事で書いた「Technopop」というオムニバスアルバムについて、そのアルバムには全然良い曲が無かったけど唯一、高橋幸宏さんの曲だけが良かった!と書いた。しかし、しいて言うならもう一曲、ローリー・アンダーソンの以下の曲も良かったので今回はそれを紹介。

 ローリー・アンダーソンは前衛芸術家で、ミュージシャンというよりはオノ・ヨーコとかナム・ジュン・パイクとかその辺りの人で、この曲も現代アートのインスタレーションみたいなところがあるのだと思う。

 僕はそういう界隈に結構明るく…w?、NYのMoMAとかホイットニー美術館とか実際に行って観たこともあるし新宿で行われたローリー・アンダーソン『時間の記録』展なども見に行っている。

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民族音楽的な声をフィーチャーしたディープ・フォレスト!!

 前回の記事の続きみたいな話というかミュージシャンですが僕はこっちのが非常に好きでこれまでにも何度か紹介してきたフランスのミュージシャン「ディープ・フォレスト」の曲をいくつかまとめて紹介しておく。というかこのMadazuluという曲を最近無性に聞きたくなってまた掘り下げていたので…。

 僕がこのミュージシャンの曲がどれだけ好きなのか!?という事については以前触れた。珍しく僕が来日コンサートにまで行ったのだった。なので他にも紹介したい曲はあるが今回はこれくらいにしといたるわ。

 後々のアルバムでは元ちとせさんが奄美大島の民族音楽的な声という事でフィーチャリングされていたりしたね…。

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エーイヤーイホー…という台湾の民族音楽を現代的な電子音楽にしたエニグマ

 90年代だったかな…?非常に流行った民族音楽と現代音楽の融合的なスピリチュアルな音楽。その先駆けとなって且つ最もヒットしたと言っても過言ではないと思われるエニグマの「リターン・トゥ・イノセンス」の紹介。

 この頃、そしてこの曲から僕もこういう音楽に非常にハマって随分と探求したジャンルである。その関係で「民族音楽」というもの自体が僕のかなりの専門分野みたいにもなった。ちょっと恥ずかしながら、スピリチュアル系も…だけどね…。

 この曲は誰しも聞いたことがあるかもしれないが、その頃に出たアルバムに入っていた僕の好きな曲も併せて紹介しておく。

 これまでにもデレリウムやアディエマス、そしてヒョードルの入場曲などを紹介してきたが、こういう系は民族音楽寄りというかエニグマは特に神秘性に重きを置いたグループだったように思う。というか曲調が。…あれ、今調べてみたらデレリウムとアディエマスは紹介してなかったわ…。今後紹介しようと思う。

 そして「エニグマ」と言えば…、かつて筋肉少女帯の「エニグマ」という曲も紹介しましたね…。
 「エニグマ」というのはかつてナチスドイツで使われていた軍事用の暗号機の名前だったと思います。

 これは余談だけど、演歌しか聞かない年老いたウチのオヤジにこの曲を聞かせたら「現代にはこんな素晴らしい曲があるのか…!このリズムが気持ちいい!!この曲を聴いてドライブしたい」等の賛辞感嘆の言葉を放ち非常に気に入って感動していたのを印象深く覚えている。あと、パンツの中に大麻を隠していて逮捕されたちょっとあとの頃の勝慎太郎もエニグマのこの曲を非常に気に入っているという話を聞いたことがある。

 DAMだったかジョイサウンドだったか忘れたけれど、この曲カラオケにあるんだよね…w。

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米津玄師のM八七と元ネタ…!? S.E.N.Sと谷崎潤一郎の「蓼食う虫」のこと

 米津玄師の新曲で映画「シン・ウルトラマン」の主題歌でもある「M八七」を最初に聞いた時、どこかで聞いた様なメロディだな…と思ったのだけれど、その答えは僕が好きな大昔のTV番組「文學ト云フ事」の谷崎潤一郎の「蓼食う虫」で使われていた音楽だと気づいた。(「蓼食う虫」といえば…、以前こんな広告記事も書いたな…。我ながら名文だと思う。いろいろとパクリだけど…。)
 この番組が如何に好きだったか?ということについても詳しく説明したいところではあるが、それは以前、別場所で書いたような気もするしまたの機会に譲る。片岡K氏が手掛けたフジテレビの深夜番組だった。

 んでその曲は、S.E.N.Sという男女二人組?の音楽ユニットの「Aphrodite(アフロディーテ)」という曲で、それが以下。色んな所で使われている曲で聞いたことがある人も多いと思う。

 こうして並べ比べ聞いてみると、似ているのはAメロだけだし違うっちゃー違うんだけど、かなり似たメロディだということがお分かりいただけると思う。どちらの曲も大変素晴らしいと思いますが。

 まずは米津玄師の「M八七」から。↓↓↓↓

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